第78章 ☆ 他人の記憶 ☆ ロー視点 ☆ ② ☆
ベポの声に少し落ち着いたのかアヤは小さく息を吐いた
【「…冗談だよ…」】
【亀(ベポ))「冗談でもダメ!」】
【「ごめんって…ってか私の体でそんな情けない声出すな。不愉快だ…泣くなよ。本当めんどくせぇな」】
【?)「な、泣いてないわ!」】
【「うっぜ。まじでもう喋るなよ。喋るなら必要な情報を喋ってくれない?」】
確かに…
だが…
ロー)「…戻ってきたら説教だな」
「「「アイアイ!」」」
俺の独り言にシャチ達が返事した
【?)「…ひ、一つだけ教えてくれない?」】
【「…はぁ…何?今聞かなくちゃいけない事?」】
【?)「…あ、あなたの記憶に映る銀髪の彼はあなたにとっての全てでしょ?なのになんで…どうやって離れられたの?」】
シャチ)「ぎ、銀髪?」
クロガネ)「…カカシじゃよ」
「「「え?!」」」
ロー)「…」
画面の中ではアヤが入ってる女は
アヤの体から視線を逸らしてゆっくり答えた