第76章 ☆ 余興 ☆ ロー視点 ☆ ② ☆
シャチ)「キャプテン!2人とも全然起きません!」
イッカク)「こんなに大声で話してるのに!」
2人が俺に詰め寄るが
ペンギンが「お前ら少し落ち着けよ」と宥めた
落ち着ける訳ないのだが
「「落ち着けるか!」」
ロー)「…お前らうるせぇぞ」
「「キャプテン!」」
クロガネ)「とにかく少し待つんじゃ…アヤかくま子が起きれば状況の確認が出来る」
ジャンバール)「…今は待つしかないか…」
ペンギン)「…俺達に出来るのって応援と見守るしか出来ないんすね」
ペンギンが帽子を深く被って呟いた言葉に
クロガネ屋はペンギンに目を向けた
クロガネ)「もうひとつあるじゃろうが」
「「「「?」」」」
クロガネ屋の言葉に首を傾げるシャチ達
クロガネ)「なんじゃ。信じとらんのか?」
クロガネ屋の言葉に目を見開くシャチ達
クロガネ)「アイツが『優勝する』と言ったんじゃ…今お前さん達に出来る事はまず信じる事じゃろ?」
シャチ達はクロガネ屋の言葉に驚いていたが
すぐに顔付きを変えた
俺はそれを黙って見ていた