第69章 ★ 嫌な言葉 ★ 夢主視点 ★ ① ★
それから教えてくれたキスマークの付け方
1・唇を濡らしておく
2・唇をすぼめて肌に密着させる
3・唇と肌を真空状態にして吸い上げる
らしいが…上手くいかない
悔しい
ローに「上手く付けれたらご褒美やるよ」って
言われたんだけど…出来るかな
なかなか難しいんだけど
ローが簡単に付けるから簡単なのかと思ったのに…
付きやすい所があるって言うから
そこに付けようとしてるんだけど…
ローはくすぐったそうにしてる…悔しい
ロー)「付きそうか?」
ローのニヤけた顔が悔しい
「…もうちょっと待って」
体を起こしたタイミングで聞かれ
少しむくれて言えばローは笑ってた
ローはベッドに面してる壁に体を預けて
そのローに跨ってる私
恥ずかしい…けど…それよりキスマークだ
難し過ぎる
ローの首元に顔を埋めて唇を付けるも上手くいかない
ロー)「もう一度教えようか?」
「むー!ちょっと待ってて!後ちょっとなの!」
ローの手が私の頭に乗って揶揄う様に言われ
勢いよく体を起こした
上手く付けれない事に恥ずかしくて
少し叫ぶように言えば
ローは私の背に腕を回して上半身だけ起き上がった