第69章 ★ 嫌な言葉 ★ 夢主視点 ★ ① ★
そんな事を思ってるのはつゆ知らず
女の人は何を思ったのか私に声をかけてきた
馬鹿じゃないのこの人
オフィーリア)「妹さん。あなたのお兄さんを1晩お貸しするわよ」
女の人の言葉に驚くロー達
私は腕を組んで椅子にもたれかかり少し顔を俯かせた
この女の人を…視界に入れたくなかった
でも笑わないと…
口だけでも笑っとこう
「それは許可出来ません。彼は私のモノなので」
「「「「「?!」」」」」
オフィーリア)「は?私のモノって…妹のくせに!1晩ぐらいいいじゃない!」
「妹でもないし、1晩でも1時間でも1秒でも許可出来ないと言ったはずです。さっさとお帰りになって下さいな。不愉快です」
オフィーリア)「は?妹の分際で!何よ!このシコメ!」
え?
女の人の言葉に私は驚いて顔を上げれば
ジジィも目を見開いた
「醜女…醜女は流石に初めて言われたな」
驚いて思わず素の声が出てジジィに目を向けるも静かに首を振っていた
ジジィじゃないなら…さっきのも