第69章 ★ 嫌な言葉 ★ 夢主視点 ★ ① ★
ローは我に返って女の人を引き剥がした
ロー)「俺に触るな。お前は誰だ?何の用だ」
もう女の人にはもう少し優しくしなくちゃ…って
思ったけど…
まぁいいや
この人私の事小さいって言ったし…
ローの睨む顔にショックを受けたような顔をしていた
睨む顔ぐらいでショックを受けるなよ
もっと怖い顔知ってるぞー
オフィーリア)「ロー様…酷いです。お忘れだなんて…あんなに熱い夜を過ごして、私に…『愛してる』と言ってくださったのに…」
今なんて?
…愛してる?
「…ほぅ…」
今、愛してるって言った?
それは話が変わってくるんですけどー
「…その話…凄く詳しく聞きたいんですけどー」
私はローに笑顔を向けた
愛してるは駄目
それは許せない
それは話が変わってくる
私の心に…余裕が無くなる
私以外と関係があったのはいい
こんなに綺麗で男前なんだもの
経験ない訳ない
それはいい
でもその言葉は駄目
それは過去であれ…許せない