第69章 ★ 嫌な言葉 ★ 夢主視点 ★ ① ★
イッカク)「いや!離れなさいよ!」
1番早く我に返ったイッカクが
テーブルを壊すのかってぐらい叩いて立ち上がり
女の人に声を上げた
おぉ!イッカクの顔が凄い
悪いけどちょっと面白そうなので止めないで見ておこう
オフィーリア)「あんた誰よ!邪魔しないで!」
イッカク)「いや邪魔するわ!あんたこそ何よ!キャプテンから離れなさい!」
オフィーリア)「キャプテン?クルーが邪魔するんじゃないわよ!」
イッカク)「確かにクルーだけど!キャプテン!ボーッとしてないで離れて下さい!アヤの前ですよ!」
イッカクにそう言われ
ローは少し目を見開いて私に目を向けてきた
「ん?…続けて」
私が笑顔で言えばローは言葉を失ったように固まっていた
オフィーリア)「アヤ?あんたこそ何よ?小さいわね。妹さん?」
ピキっ
ふっ…ふふっ…小さい?
今小さいって言った?
しかも…妹?
…ほぅ…妹かー
そうかそうか…私は妹か
私に《兄》がいたなんて気付かなかったなー
私は女の人の言葉に更に笑みを深め
「んふふっ…私にいつから兄が出来たのかな?♡」
と、少し声を低くして言ったら…皆固まっていた
ジジィのため息が聞こえた