第68章 ☆ 酒場 ☆ ロー視点 ☆ ① ☆
「んじゃ私は少し明日の準備するから雲母達は彼らと遊んでな。なんなら今日は戻らずここにいていいよ?いつ帰るのかは任せる。大きくなりすぎないでね」
アヤはそう言って猫達の頭を撫でながら立ち上がり
クロガネ屋の元に向かった
雲母)“あなた達は主様の家族なの?”
冥母)“なの?”
猫が首を傾げながら話しかけてきて俺達は猫に目を向けた
シャチ)「そうだぜ!」
ベポ)「うん!家族だよ!」
シャチとベポが笑いながら答えれば
2匹は互いに目を見合わせてすぐに俺達に目を向けた
雲母)“なら雲母達とも家族なの?”
冥母)“なの?”
そう聞かれ目を見開いた
ロー)「…そうだな」
俺は小さく笑って答え…猫に手を伸ばした
この猫…冥母と言ったか
俺が手を伸ばしたら猫は俺の手を見て
顔を上げて俺の顔を一瞬見て
そして視線を戻してゆっくり俺の手に擦り寄ってきた
イッカク)「あ!キャプテンずるい!」
シャチ)「俺も触りたい!」
ベポ)「キャプテーン!もふもふするのはオレだけにしてよー!」
ペンギン)「お前デカすぎるんだよ!この子達見たいに小さくなれよ!」
ベポ)「デカくてすみません」
「「打たれ弱っ!」」
ジャンバール)「俺にも触らせてくれ」
雲母)“なら雲母達と遊ぼう!主様以外の人間は久しぶりだにゃー!”