第68章 ☆ 酒場 ☆ ロー視点 ☆ ① ☆
まさか
そんな
子猫が出てくると思わなくて目を見開いて固まっていた
そんな俺達が面白かったのかアヤは笑っていた
「ふふっ。この子達はね、可愛い可愛い私の子。とっても優秀な忍猫なんだよー」
?)“主様だー”
?)“様ー”
「久しぶりだね!いい子にしてたー?」
2匹は出てくるなりアヤに飛び付いて擦り寄っていた
しゃっ、喋るのか…
悔しい…が…触りたい
アヤも笑って2匹を抱き締めて撫でたり擦り寄ったりしていた
…触りたい…
それを黙って見ていたベポ達は急に立ち上がって声を上げた
「「「「すげぇー!/すごーい!」」」」
イッカク)「えー!可愛い!私にも触らせて!」
ペンギン)「その猫達ってあの戦争の時の奴らだよな?!」
シャチ)「大きさが違うけどそうだよな?!」
ベポ)「喋った!動物が喋ったよ!」
「「お前が言うな!」」
ベポ)「熊が喋ってすみません」
「「打たれ弱っ!!」」
ジャンバール)「大きさを変えれるのか?!」
ロー)「…俺にも触らせろ」
俺達の反応にアヤは更に笑みを深め
クロガネ屋に目を向け「ね?言ったでしょ?」と声をかければ
クロガネ屋は小さく笑って「…確かにこれなら納得じゃわい」と小さく答えた