第68章 ☆ 酒場 ☆ ロー視点 ☆ ① ☆
ベポ)「あっ!キャプテン!やっと来たー!」
シャチ)「早く行きましょ!新しい島!」
新しい島に興奮気味の2人にアヤの笑い声が聞こえ
クロガネ屋が声をかけてきた
クロガネ)「祭りのエントリーが終わったらワシの店に行ってみるか?祭りは素手だけでなく武器有りじゃからな」
「あー。ならロー達も見に行ってみる?ぶらついて待ってるなら…なんならエントリーに皆で行く?エントリーするのは私だけだけど」
俺の手に触れ、俺を見上げて首を傾げながら聞かれた
まぁ…クロガネ屋の作った武器ってのは興味ある
アヤに視線を向け小さく答えればアヤは嬉しそうに笑っていた
クロガネ)「お前さん達なんかあったんか?」
クロガネ屋の問いに視線を向ければ
いつものメンバーが珍しそうな顔を向けていた
「…どうしたの?…なんかって何?」
クロガネ)「分からんから聞いとるんじゃろが。昨日倒れた後とは随分違うなと思っただけじゃい」
クロガネ屋の言葉に近くにいた5人は『うんうん』と言いながら首を縦に振った
少し心当たりがあるが…まぁいい
アヤに視線を向けるとアヤも俺に視線を向け小さく笑った