第66章 ☆ 夢 ☆ ロー視点 ☆ ② ☆
「…そこじゃない…」
少しいじけた声と顔をしたアヤ
俺は笑ってしまった
ロー)「ちゃんと反省したのか?」
「うん。ちゃんと気をつけるよ。ローにあんな顔させたくないもん」
ロー)「俺だけじゃないだろ」
「そうだね。皆にも謝らないと」
ロー)「…今度また同じような事したら…凄い事してやるよ」
「待って。それは駄目なやつ」
ロー)「気になるなら…」
「いや、本当に大丈夫。次はないから…だから…」
ロー)「仕方ねぇな」
アヤから求められるのは気分がいい
そう思いながら顔を近づけようとした
後、数cmって所でバタバタと足音が聞こえ
その足音が近付いて来るように聞こえ
お互い目を見開いていたら、ドアが壊されるのかってぐらい力強く開いた
「「「「キャプテン!アヤがいな…く…」」」」
「?!」
アヤは驚いてドアに目を向け
俺は…邪魔された事に…腹が立つ
俺達を見た4人は「「「「お、お邪魔しましたー」」」」と冷や汗をかきながらドアを閉めて出て行こうとしていた
逃がす訳ねぇだろうが