第66章 ☆ 夢 ☆ ロー視点 ☆ ② ☆
ロー)「なんだ?腹でも減ったのか?」
「ローの中の私のイメージってお腹空かしてる子なの?確かに空いたけど…じゃなくて!…キスして、ほしいなって」
一日半寝てたからてっきり腹減ったのかと思ったが違った
俺は意地悪な顔をしているのだろう
アヤが真顔になって「…なんで…そんな顔するの?」と聞いてきた
ロー)「ふっ…お預けだ」
俺の言葉にアヤは目を見開いた
「え?!なんで?!」
ロー)「悪い子にはお仕置が必要だろ?黙ってた罰だ」
「いや、黙ってたんじゃなくて…気付かなかった…だけで」
ロー)「どっちにしてもダメだ」
「…意地悪…」
アヤが少しむくれて眉を下げて見上げてきたからアヤを抱き締めていた腕を離してアヤの頬を撫でた
「ん?」
ロー)「口にはお預けだが他にならしてやるよ」
「ん?」
俺はアヤから離れて点滴を外した
「なんで点滴外すの?」
ロー)「終わって変えようも思ってた時にお前が目を覚ましたからな。丁度いい」
「なにが?」
点滴を外して腕の処置をしながらアヤを見れば首を傾げていた
俺はニヤリと笑い処置を終え部屋に移動した