第65章 ★ 夢 ★ 夢主視点 ★ ① ★
「んっ…んはっ…」
私の体に力が入る
ローと繋いでる手にも力が入る
ローは少し体を起こして私を眺めていた
ロー)「安心しろ。これ以上はしない」
「ぁはっ…それ…安心、出来る?」
ロー)「なんだ?最後までして欲しいのか?」
「…口にキスなら…してほしい」
ロー)「それはお預けだ」
「…意地悪…」
ロー)「お仕置だからな」
「…どうしたら…キスしてくれる?」
私の問いにローはまた意地悪な顔をしていた
ローと話していたら体から力が抜け
ローと繋いでいた手が離れた
「ろぉ?」
ロー)「そんなにして欲しいのか?」
ローに体を動かされローの向き合うように上を向けられた
「え?」
私が目を丸くしていたらローは私の頬を撫でて
親指で唇を撫でて「そんなにして欲しいのか?」って
さっきと同じ事を聞いてきた
「…してくれるの?…」
頬に触れてるローの手に触れながらローを見つめれば
ローはおでこにキスを落とした