第65章 ★ 夢 ★ 夢主視点 ★ ① ★
「へ?」
なんか…前もあった気がする…
背中柔らかな感触
状況に着いていけず固まっていたら
ローが覆いかぶさってきてローのニヤリと笑う顔が見えて
視界からローが消えたから後を追う様に頭を動かして
ローに目を向ければ
私の服の前チャックを全開にして脱がしていた
「え?」
パーカーの下に何も着てないからさらけ出される私の下着
そこで我に返った
「まっ、待って!」
ロー)「うるせぇ。黙ってろ」
「いやいや!黙れるかよ!ダメだって!」
ロー)「望んだのはお前だろ?」
「そうだけどそうじゃない!」
私は抵抗しようと片手でローを押しながら、もう片手で体を起こしてローから少しでも逃げようとした
体も起こせなくて…
逃げられるわけがなく…
ローを抑えていた手を取られて指が絡められた
私はそれに弱いらしい
まるで恋人繋ぎみたいだ…なんて事を考えてて
私はまさかそんな事されると思わなくて
呆気に取られていたら
顔の横に繋いだ手を押し付けられてて
気付いたら視界が回されてた
「えっ、あ、まっ待ってよ」
自分の声が震えてる
肩越しにローを見れば空いてる片手で服を捲って
肩や首元がさらけ出されてキスが落とされた
わざとなのか私の顔の方の肩や首元にキスが落とされる
本当に…意地悪な人…