第65章 ★ 夢 ★ 夢主視点 ★ ① ★
「…そこじゃない…」
少しいじけて言えばローは笑ってた
ロー)「ちゃんと反省したのか?」
「うん。ちゃんと気をつけるよ。ローにあんな顔させたくないもん」
ロー)「俺だけじゃないだろ」
「そうだね。皆にも謝らないと」
ロー)「…今度また同じような事したら…凄い事してやるよ」
「待って。それは駄目なやつ」
ロー)「気になるなら…」
「いや、本当に大丈夫。次はないから…だから…」
ロー)「仕方ねぇな」
そう言ってローは顔を近付いて来た
自然と…目が、閉じようとした
後数cmって所で
バタバタと足音が聞こえて
その足音が近付いて来る様に聞こえて
お互い目を見開いていたら、ドアが壊されるのかってぐらい力強く開いた
「「「「キャプテン!アヤがいな…く…」」」」
「?!」
私は驚いてドアに目を向けて…ローは固まっていて…
そんな私達を見た4人は「「「「お、お邪魔しましたー」」」」と冷や汗をかきながらドアを閉めて出て行こうとしていた
ローがゆっくり体を起こしたから
私は視線をローに戻したら「ひっ」と声と共に肩が跳ねた
自分でも情けない声が出たと思う
ローが凄い顔をしていた
こ、こわー
そして4人に向けて静かに右手を上げ「…Room…」って呟いて
4人は走ってどこかに行って
廊下に叫び声が響き渡った
ローの『ルーム』って言葉が何か知らないが…
良くない事は分かった…
気をつけよう
うん…そうしよう…