第65章 ★ 夢 ★ 夢主視点 ★ ① ★
ロー)「なんだ?腹でも減ったのか?」
「ローの中の私のイメージってお腹空かしてる子なの?確かに空いてるけど…じゃなくて!…キスして、ほしいなって」
私がキスして欲しいと言えば
ローはまた一瞬呆気に取られた顔をしたが
意地悪な顔に変わった
私は思わず…真顔になった…
「…なんで…そんな顔するの?」
ロー)「ふっ…お預けだ」
ローの言葉に目を見開いた
「え?!なんで?!」
ロー)「悪い子にはお仕置が必要だろ?黙ってた罰だ」
「いや、黙ってたんじゃなくて…気付かなかった…だけで」
ロー)「どっちにしてもダメだ」
「…意地悪…」
私が少しむくれてそう呟けば
ローは私を抱き締めてた腕を外して私の頬を撫でた
「ん?」
ロー)「口にはお預けだが他にならしてやるよ」
「ん?」
そう言ってローは私から離れて点滴を外し出した
他ってなんだ?
「なんで点滴外すの?」
ロー)「終わって変えようと思ってた時にお前が目を覚ましたからな。丁度いい」
「なにが?」
点滴を刺してた腕の処置を見ながら私は首を傾げてローに問えば意地悪な顔を向けらた
そして処置が終わったのか
視界が変わった