第65章 ★ 夢 ★ 夢主視点 ★ ① ★
「…心配した?」
ロー)「…」
私がそう聞けば更に寄った眉間の皺
まじでやばい
そんなに眉間の皺って出来るだ…って思わず感心してしまうぐらい
…凄かった…
「…顔が凄い事になってるよ」
ロー)「誰のせいだ」
「はい。私です。すいません。ごめんなさい」
私が謝ればローがため息をついた
わざとらしく聞こえるように
「…そ、そんな…聞こえるように…ため息つかなくても」
私が少しむくれてそう呟けば
ローは私のおでこを抑えている手をどかした
ロー)「お前はいつになったら覚えるんだ。少しでも体がおかしかったら言え」
「いや、あの、本当に気付かなくて…ごめんなさい」
ローの顔が…前に見た…心配させた時の顔より悲しい顔に見えて…
苦しくなった…
視線を落として謝れば、ローは私の頬に触れ上に向かせた
思ったより近かったローの顔