第64章 ☆ 盗み聞き ☆ ロー視点 ☆ ① ☆
「…私…カカシの事好きだったのかな?」
俺は驚いて固まってしまった
?)「…キャプテン?」
1人だと思ってたのに声を掛けられて気が抜けてたのか肩が跳ねた
ロー)「…お前らか」
シャチ)「え?なんすかその反応」
ペンギン)「と言うか何してるんですか?外に出ないんですか?」
ペボ)「キャプテン…アヤは?置いてきたの?」
イッカク)「え?何してるんですか!アヤ部屋に1人ですか?」
そこにはいつもの4人がいて4人とも首を傾げていた
そして聞こえた声
4人は素早く静かに動いて扉に張り付いた
ロー)「…お前らも聞く気満々じゃねぇか…」
そう呟けば4人共同時に振り返り口元に人差し指を持って行った
「…仕方ないじゃん…私好きも嫌いもこっちで知ったんだから…私がどう思ってたとか、カカシがどう思ってたとか知らないよ…それに私、夢で会った時『大好きだったよ』って伝えたんだよ。そしたらアイツおでこにキスして消えていった。最後までヘタレだよね」
4人は黙って俺の方を見たが眉を寄せたらすぐ視線を逸らした