第64章 ☆ 盗み聞き ☆ ロー視点 ☆ ① ☆
俺はアヤを毛布で包んで部屋に戻って寝かせた
ベットに寝かした時
一瞬だけ目を開けて寝ぼけてるのか分からないが目が合って直ぐに閉じた
あまりに一瞬の出来事過ぎて少し固まってしまった
俺はそのままアヤに布団を被せてシャワーを浴びる事にした
シャワーを浴びてい時部屋の扉が開いたような音がした
気のせいかと思ったがシャワーを浴び終わって部屋に戻ればアヤはおらずテーブルには置き手紙
『外に出る』
他に言い方があるだろと思ったが…心配だったから服を着て甲板に向かったらドアが少し開いていて声が聞こえてきた
アヤの他にもいるのかと思ったが声的にクロガネ屋だった
扉の近くで話してるのかよく聞こえた
「…ジジィ…聞きたい事あるんだけど…いい?」
クロガネ)「…カカシの事か?…あの島でも話したじゃろが…アイツは大丈夫じゃ」
「…私…生きてた事に安心したんだ…夢で会ったって言っても夢だったし…ジジィの話を聞いて…10年ぐらい経ってるって聞いて…それでもアイツが生きてた事に…私、安心した」
クロガネ)「…お前が死んだと聞いた時…」
「ん?」
クロガネ)「ワシにお前が死んだと言ってきたのはカカシじゃったんじゃ」
「え?そうなの?」
それから聞いた…カカシと言う男の事
盗み聞きしてるのもどうかと思い
その場を離れようとした時
アヤの言葉が聞こえた