第63章 ★ 麻薬 ★ 夢主視点 ★ ① ★
ロー)「お前が悪い。キスで濡れるお前が」
「…そんなの、知らないよ…ローとのキスが気持ちよくて…だから」
私の頬に熱が集まり小さく体が震えた
恥ずかしくなってローから視線を外した
頬に手を当てられてるから顔が動かせないんだけど
ロー)「お前…それ以上はやめろ」
「え?意味わからない…」
ローがまた私の言葉を遮ってキスしてきた
今度はいつもの深いキスだった
何故か、いつものキスなのに…いつもより気持ちよく感じる
溶けそうになる
息が上がり始めて顔が離れて…目を開けた
潤んでる視界でローを捉えた
ロー)「…お前は本当に俺を煽るのが好きだよな」
「ほぇ?」
ロー)「今日はやらないつもりだったが…お前がそんな期待するような目をするなら抱いてやるよ」
「え?待って。なんの事?」
私が目を丸くしていたら急に視界が変わって背中に感じる柔らかい感覚
そしてロー越しに見える見慣れた天井