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✿忍のハート✿【ONE PIECE】✧

第62章 ☆ 悪友 ☆ ロー視点 ☆ ① ☆







そしてクロガネ屋が口を開いた





クロガネ)「…ワシやカカシにすら話さん事を話せるようになるとはのう…」





呟くように言われクロガネ屋に目を向ければ胡座の上に肘をつき顎を乗せこっちを見ていた



その体勢はアヤがよくやるやつだなと思った






クロガネ)「…ワシら以上に心を開いとるとは…お前さん…どうやってあのじゃじゃ馬を手懐けたんじゃ?」





顎を乗せた状態で呟く様に聞いていた



少しいじけている様にも見えなくもない





ロー)「…さぁな…俺が聞きたい」

クロガネ)「…」





俺の答えに不満なのかクロガネ屋は俺に目を向けたまま動かなかった





ロー)「なんだ?何かついてるか?」

クロガネ)「…いや…カカシとは違うタイプの男じゃなと思ってのう」

ロー)「…」




そう言えばカカシと言う男がどんな男か聞いた事ない





ロー)「そのカカシってのはどんな男なんだ?」





俺がそう言えば意外だったのか一瞬目を見開いてニヤリと笑った




何故かその顔がアヤみたいだと思った




いや、逆か…アヤがクロガネ屋みたいなんだ…






クロガネ)「気になるんか?」

ロー)「…あれだけカカシ、カカシ言われればな…」

クロガネ)「お前さん…可愛いところもあるんじゃな…無愛想で生意気な奴と思っとったわい」

ロー)「…」





そんな事を思ってたのか



思わず眉間に皺が寄る





クロガネ)「ゎはっはっはっ!そんな顔をするな。可愛い奴じゃのう」

ロー)「…男に言われたくない」

クロガネ)「そうかそうか。お前さん、カカシに興味があったとはのう」




俺の言葉を無視してクロガネ屋はニヤニヤしながら頭を上げ酒を飲んだ




クロガネ)「アヤに聞かんかったんか?」

ロー)「…聞こうと思った事はある…だが、何故か聞けなくてな」

クロガネ)「…そうか…」




クロガネ屋は少し笑ってアヤのいる方を眺めた








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