第60章 ☆ 甘え ☆ ロー視点 ☆ ① ☆
アヤが落ち着くまで抱き締めた
しばらくして落ち着いて俺から離れた
顔を伏せたまま
「ごめん。ありがとう」
ロー)「落ち着いたのか?」
「うん。大丈夫」
ロー)「…」
俺はアヤの頬に手を伸ばし上を向かせた
アヤの顔は少しスッキリしたような顔をしていて安心した
「…ブサイクって言わないの?」
ロー)「言って欲しいのか?」
「…言ったら3日は禁止だから」
ロー)「…」
「そんな顔しても駄目だから」
アヤの言葉に眉をひそめたらアヤも眉を寄せた
お前から言ってきたんだろうが
アヤは俺の手を掴んで離して俺を見上げた
その顔はさっきまでと違って小さく笑っていた