第8章 ★ 初戦闘 * 夢主視点 ★ ① ★
私がそう言うと男の人は口笛を吹き針が飛び回る
5本ぐらい針が飛んできた
私は手すりから飛び降り対応するが
針を切り落としてもどこからかまた針が出てきて口笛の音で私に向かって来る
…やっぱり男の人をどうにかしないと駄目か
私は飛んで避けたり切り落としたりしていたが、どんどん針が増えて私にかすり傷だが怪我が増えていく
これが続くのはめんどいな
前の怪我だって治ってないのに
思わず舌打ちしそうになった
私は針を避ける時に落ちてた剣を拾い男の人目掛けて投げた
いきなり飛んできた剣に男の人は驚いてたけどすぐに避けた
そして男の人が私から目を離した
私は視界から外れるように上にジャンプして空中で体勢を変え
男の人の肩に肩車のように飛び乗って片足で軽く首を絞めた
「ねぇ。お兄さん♡」
私は男の人に声をかけて右手に持ってたクナイを男の人の口元に置いた
「あんたの口笛が早いか…私がクナイを引くのが早いか…勝負する?」
出るだけ囁くように言う
頭の上から覗くように男の人の目を見れば…その目には不安と絶望が見えた
ふふっ…
その顔ウケるー
私は右側に流れてる髪の毛を片手で左側に流し少し目を細めて微笑んだ
男の人は私の目を見て固まっていたが
覚悟を決めたのか
私の隙を付こうとしたのか
口笛を吹こうとしたから私は手にチャクラを溜めて首の後ろのツボを付いた
男の人が倒れた
私の勝ち