第56章 ★ 独り占め ★ 夢主視点 ★ ① ★
*♡*
「…さっき」
息が上がりやっと振り絞った声でローに声をかけた
ロー)「どうした?」
ローを肩越しに見ればまた意地悪な顔してた
今はその顔…むかつく
「っい、ま…その顔、やめてよっ」
ローは小さく笑って私の首筋に顔を埋めた
この痛みはキスマーク付けてる
ローが顔を上げて「そんな顔で見るな」って言ってきた
「…顔?」
ローの言葉に首を傾げたらローは私の頬に手を伸ばし親指を口の中に入れてきた
…何をする訳でなく、入れられた親指を咥えてみた
最近よく口に指を入れられるな
入ってきた親指に目を向けれながら口の中で飴みたいに舌で舐めてればローの小さな笑い声が聞こえた
ローに目を向ければ「そんなに欲しいのか?」って…
「ん?」
ローは私の口から指を抜いて深いキスをしてきて舌を入れられた
ローとのキスに少しボーッとしてれば下に当たる感覚
いや、当てられてる感覚
いつの間にか私の腰が浮かされててローが自身を擦っていた
やっぱり私濡れてる…体は正直だな