第56章 ★ 独り占め ★ 夢主視点 ★ ① ★
そんな私をローは不思議そうに見てたのか声がかけられてローに視線を向けたら変な顔をしてた
ロー)「まだおかしいのか?どうした?」
「あ、いや…今はおかしくない…と、思う、けど…その、恥ずかしくて」
ロー)「…」
「…ローにそんな事するなんて思わなくて…ローの夢じゃない?って思ったけど体的に事実だろうし…」
ロー)「教えてやろうか?」
「え?」
ローはそう言って私の体を動かして
ローも起き上がって私を上から見つめてた
逃げられないようにかローの両手が私の顔の横だ
「待って。その顔は良くない」
ロー)「俺の顔が好きなんだろ?良かったじゃねぇか。独り占めだぞ」
「待って。好きだけどその顔は良くない」
…本当に待って…
ロー)「思い出すかも知れねぇだろ」
「…別に思い出したくないんだけど…思い出したら恥ずかしくて死にそう…」
私がそう言って顔を逸らして視線を外したらローは意地悪な顔をしていた
ローは私の顔に手を当て顎を掴んで上を向かせて触れるだけのキスをしてきた
ロー)「…ならまた教えるだけだ。お前の体にな」
「…それはそれで…良くない…考えものだな…遠慮したい」
そうか…覚えてないって事は…そうだ…確かにそうだ