第54章 ★ 顔 ★ 夢主視点 ★ ① ★
ロー)「アヤ?」
ローに呼ばれて、はっと息を飲んで肩が少し跳ねた
ロー)「…どうした?」
ローが首を傾げた
「…あ、えっと…」
私は恥ずかしくなって視線を逸らした
顔が熱くなってきた
今絶対顔が赤い気がする!
ロー)「…どうしたんだ?」
「…な、なんでも、なぃょ」
語尾が段々小さくなっていった
ローはそんな私に眉を寄せて首を傾げていた
私はローの体を押して離れようとしたがローは離してくれなかった
ロー)「おい。なんだ?なんで離れようとする?」
「え"、あ、いや、ちょっと…えっと…は、離れてくれないかなーっなんて」
ロー)「…なんでだ?」
ですよねー
急に離れようとしだしたらそんな低い声になるよねー
ローが怒ってるのが分かる
「えっと…あぅ…」
返事に困ってたらローは私の体を離して両手で私の頬を包んで顔を上げさせた
ローと目が合って私は息を飲んだ
ローが私の真っ赤な顔を見て目を見開いてる
私は恥ずかしくなって頬に触れているローの手を離して船内に走った
頭がパニックで私は気づいたら布団にくるまってた
ここどこだ?!
くるまった後気付いた
え?!ここって…