第53章 ☆ 次の進路 ☆ ロー視点 ☆ ① ☆
クロガネ)「その島では鉱山が有名らしいが日頃の鬱憤を晴らそうと年に2回開催される祭りじゃ」
シャチ)「…なんだその、なんとも言い難い理由」
ベポ)「でも、アヤの為だもんね!オレ頑張るよ!」
クロガネ)「その祭りは男女交互に開催されるんじゃよ」
ペンギン)「え?今回は?」
クロガネ)「時期的に女じゃ」
「なら私だけじゃん。そんな危なそうなのにイッカクは参加させないよ」
イッカク)「アヤ男前」
ロー)「…」
クロガネ)「その祭りは前日にエントリーすれば誰でも参加出来るんじゃ。エントリーすればお前も参加出来るし他の海賊や海軍も参加する」
「で?」
ロー)「そこでお前が優勝してその鉄を独り占めって感じか?」
クロガネ)「流石じゃな!」
「ん?」
クロガネ)「祭りは文字通り喧嘩じゃ!最後まで残った奴にはその鉱山の鉄がプレゼントされるんじゃよ!」
「…それ私以外いらなくね?」
クロガネ)「お前の考えとるやつには必要じゃろ?余ったら他の奴らにもなんか武器を作ったるわい」
「受けよう」
ロー)「早いな」