第53章 ☆ 次の進路 ☆ ロー視点 ☆ ① ☆
クロガネ)「なるほどの。クナイだと距離も威力もかけるな」
「でしょ?こっちは船の上での戦いが多いし、やっぱり遠距離の攻撃も欲しいなーって思って。遠距離の忍術も使えない事も無いんだけどさー…それなら少しのチャクラで今より楽に戦えるなって思って…まぁ船の上なら水遁が使えるし、自然チャクラがあるから別にいいんだけどさ…」
クロガネ)「大きさもそれなりにないと結局クナイと変わらんな」
「そこは私ぐらいの大きさにして欲しいんだよね。ついでに重さも欲しい」
ロー)「お前。そんなに大きい物持てるのか?」
「任せてよ!ローだって担げるよ!私」
自信満々のアヤの顔を少し引いた
「…なんで引くの?ジャンバールは無理でも…ベポぐらいならいけると思うけどなー…多分…」
腕を組み首を傾げたアヤ
俺は更に引いた
そんな俺達を放置してクロガネ屋は口を開いた
クロガネ)「…術式と言う事は…チャクラをまとわせれるようにするとなると、チャクラ刀のような物がええんじゃな?」
「出来ればね。でもこの世界にあるとは思えないけど…出来なければ壊れない程度に調整しないと」
クロガネ)「ならお前さん達にいい話があるぞ」
「「達?」」
アヤと俺はクロガネ屋の言葉に首を傾げた
クロガネ)「ワシは近くの島で武器を売っとるんじゃ。たまにな。その島にはチャクラ刀を作ってる鉄と似たような鉄が取れるんじゃよ」