第52章 ★ 歌 ★ 夢主視点 ★ ① ★
イッカクが固まってしまったので体を揺さぶらば正気に戻った
イッカク)「はっ!」
「…だ、大丈夫?」
イッカク)「アヤにそんな特技があるなんて…」
「いや、特技って言うか任務の一環で教えて貰ったことがあるって話で…実際に使った事あるけど普通だよ?」
イッカク)「…まぁ、それはまた今度見せてもらうとして…」
「見るんだ」
イッカク)「でも酒場でしょ?絶対キャプテンとか行くじゃん」
「やっぱりー?」
イッカク)「まーキャプテンは毎回付き添いよね?シャチやペンギン達だもんねー。キャプテンを誘うのは…アヤも最近の島では誘われてなかった?」
「…誘われたけどローがダメだって…やっぱり無理かな?」
イッカク)「あ、だから船にいたのね。珍しいと思ったけど…んー考えものねー。他に稼げそうな物はないの?」
「…女としての武器を最大限に使った踊り子。ダメか」
イッカク)「そこまで言われたら気になるからやめてよ」
「でも手っ取り早いんだよー」
イッカク)「でしょうね」
「「んー」」
私達はお互いに首を傾げた
「あ、分身して姿を変えるのは?」
名案じゃない?