第7章 ☆ 尋問？ ＊ ロー視点 ☆ ② ☆

俺達は甲板に走った






敵もこちらに気付いていて向かってきていた



ロー）「戦闘準備だ！」

「「「「アイアイキャプテン！」」」」


「わー！本当に海だー！」


「「「「「？！」」」」」



本当ならそこにいるはずのない声が聞こえて全員そこを見たら女が目を輝かせ海を見ていた



「へー！海ってこんなに綺麗なんだー！すごーい！」

ロー）「おい！女！なんでここにいる？！」

「え？ダメなの？」

ロー）「邪魔だ！」

「えー！そんな事言わないでよー！私もやりたーい！」

ロー）「てめぇ、何言ってんだ！」

「戦うんでしょ？なら私にやらしてよ。私使えるよ？」




そう言った女は俺にウインクしてきた




「戦いを見て雇うか捨てるか。考えてよ」



さっきまでと違い少し低くなった声





そう言った女の顔は医務室で見た様な顔ではなく


笑ってるのに笑ってない


獣みたいな目をしていた









ｼｬﾁ）「キャプテン！もう目の前ですよ！」

ﾍﾟﾝｷﾞﾝ）「キャプテン！」

ロー）「…」

「…」





俺は女を眉を寄せ見つめれば

女も俺を見つめ返していた