第52章 ★ 歌 ★ 夢主視点 ★ ① ★
*♡*
「…そう思うなら手加減してよー。優しくないなー」
そう言えばローは少し眉を寄せた
なんでそんな顔するの?
少しいじけてるようにも見える顔で「…手加減はしてる」って言われた
…その言葉に驚きなのだが…
「…ふふっ。ローの言う手加減が分からないけど…優しくしてほしいなー。私、ローみたいに経験豊富じゃないんだけどー。この性欲おばけ」
笑いながら言えば「…お前」と睨まれた
「ん?なーに?」
私が笑いながら言葉を返せばローはニヤリと笑った
ロー)「…優しくすればいいんだな?」
「え?」
その言葉に私は目を丸くした
そしてまた覆いかぶさって来て…私はローの顔を見て固まってしまった
待って
ロー)「優しくすれば手加減しなくていいんだろ?」
「おぅ。そう来たか」
意地悪な顔してるんだけど