第52章 ★ 歌 ★ 夢主視点 ★ ① ★
*♡*
その時ドアのノック音が聞こえた
ベポ)「キャプテーン。アヤー。朝だよー。起きてよー」
ドアの外ではベポが起こしに来ていた
私はノック音に驚いて視線をそっちに向けた
ど、どうしよう…って考えていたら「よそ見とは余裕だな」と耳元で囁かれて私の体が反応した
私は声にならない声が出たと同時にパンツの中に手を入れられて…指が私の中に入れられた
「んんっ!」
普段より激しく動かされる指に体が震え口から盛れる声を抑えようとローを押していた手で口を塞ぐ
横目でローを睨んだがローは怪しく笑っていて私は目をきつく閉じて声を抑えようとすればローは小さく笑いながら口を塞いでいた手を剥がすように指に噛み付いて私の口から手が剥がされた
私はゆっくり目を開けてローに視線を向けた
未だにローの瞳は怪しく熱を孕んでいて私は息を飲んだ
ローは咥えていた私の手を離して「声を抑えるな」と言われ動きが止まる下の指
「んっ、むちゃ、ぃわないでよ、まだベポが」
肩で息をしながら必死に声を抑えて言えば私を抑えていた手が離れて頬を撫でられ親指で唇が撫でられた
ロー)「声を聞かせろ」
ローの視線に体が震える
その顔は駄目
その瞳はダメ
…そんな顔されたら…
私は震える声で「…そっ、そと、に…べっ、ベポが…」そう言えば「もういない」と返ってきた
「…え?」
私はドアの方に顔を向ければいつの間にか消えてるノック音
「…っ…いつ、から」
私は状況が分からず気が緩んで息を整えようとしていた
でも…