第52章 ★ 歌 ★ 夢主視点 ★ ① ★

＊♡＊





でも…



そんなの今のローが許してくれなくて私の意識は完全にドアに向いていた





「そんなにいじめて欲しいのか」と耳元で声が聞こえ舐められた



「んあぁっ！」




普段の甘噛みより感じるそれに思わず声が出て体が跳ね逃げようと頭を動かすが私の頬に添えられた手で顔を固定され逃げられない








耳を舐められると同時に動き再開される下に入ってる指




「っ…ぐっ…ぅあっ…やめっ…アッ…」




歯を食いしばって声を我慢しようとしても出来なくて
空いた手でローの手を剥がそうとしたり
体を押しても力が抜けるから
ローに取って大した障害にならない







私の抵抗も無視して激しく動かされる下の指



いい所を突かれ「あ"ぁあっ！」私の体が跳ねた































目の焦点が合わなくて










体も痺れて震えてて










息も絶え絶えだ









息を整えようとゆっくり息をしていた時




ロー）「大丈夫か？」




私の顔を固定していた手で私の顔を動かし自分に向かせるロー







ローの顔はさっきまでとは違ったけど
ローの顔を見たら少し落ち着いて
自分の眉間に皺が寄るのが分かる












「…そんなに睨むな」と小さく笑うローを更に睨んだ






ロー）「大丈夫か？」


「…大丈夫に…見えんのか？」


ロー）「物足りなく見えるな」


「…クソッタレ…」





そんないい顔して言わないで…