第51章 ☆ 過去〈Ⅱ〉 ☆ ロー視点 ☆ ① ☆
クロガネ)「待っとったぞ」
クロガネ屋の家に着けば扉が開かれる
ロー)「あぁ」
中に案内される
クロガネ)「アヤはどうした?」
ロー)「…クルーと用事があるそうだ」
クロガネ)「…そうか」
俺達は前に話したテーブルで茶が出され話を切り出された
クロガネ)「さて、早速本題じゃが…お前さんはアヤの過去を聞いたと言っておったがそれはカカシの話か?」
ロー)「あれは…カカシとリンと言う2人の事を少し、忍者になった経緯、後は暗部の話…名前を貰った経緯とかは前にも軽く聞いたが宴でも聞いたぐらいだ」
俺がそう言えばクロガネ屋は視線を下に向け俯いた
クロガネ)「…そうか…」
ロー)「…」
クロガネ)「…今から話す事はアヤの師に当たる男が調べ、わかった事じゃ。まぁこの世界でそこまで重要な事でもないからのう。あいつに話してもええんじゃろが…ワシはその男と約束してのう…あいつ…アヤには秘密じゃと」
ロー)「…」
クロガネ)「里では重要な機密として扱われ、この話を知る者は極数人しかおらん」