第48章 ★ 心 ★ 夢主視点 ★ ① ★
あなたを失うと思うとこんなにも怖い
ローの触れてる手にも涙がつく
ロー)「俺は死なない。お前からまだ何も貰ってないし、結婚すると言っただろ。お前を残して死なねぇよ」
ローが小さく笑った
私は身を乗り出してローの頬に両手で触れキスをした
ローが驚いていた
私はローに触れてた手を離して溢れてくる涙を拭いてローに目を向けた
「絶対。約束して。無茶するなら私を呼んで。絶対守るから」
私がそう言えばローも私後頭部に手を回して引き寄せおでこを合わせた
お互い見つめ合った
ロー)「お前も約束しろ。生きて戻ってくると。絶対死ぬな」
「…うん…」
しばらく見つめ合っていたがお互いに小さく笑って離れた
私の涙も止まっていた