第47章 ☆ 大切なもの ☆ ロー視点 ☆ ① ☆
「恋愛小説という名の官能小説」
アヤはそう言った
目を輝かせて
こいつそんなの読んでたのか
しかも愛読者って…こいつ
全員の反応にアヤは笑っていた
「ふふっ。皆面白い顔」
イッカク)「え、待って。なんかすごく裏切られた気分」
シャチ)「イッカク。俺もだ」
ペンギン)「いや、皆思ってる事だ」
「どうしたの?官能小説読んだ事ない?」
ジャンバール)「いや、恐らくアヤが読んでた事に驚いたんだ」
「え?!なんで?!」
ロー)「お前…経験ないけど知識はあるってそうゆう事か」
「そうだよ?言わなかったっけ?」
イッカク)「キャプテンもそう言う事言わないで!」
「皆…私22歳だよ?イチャパラは最高なんだよ!イチャパラは…むぐっ」
アヤがその官能小説を力説しようとしたからこれ以上はこいつらがダメだと思い口を塞いだ
ロー)「今はやめとけ」
「…」
アヤは首を縦に振ったから俺は手を離した
少し安心したがその後アヤは爆弾を落とした
ニヤけた顔で
「…ちなみにイチャパラシリーズって普通の人が読んだら鼻血出して半分も読めないらしい♡」
「「「「お前そんなの読んでたんかい!」」」」
「イチャパラ最高♡」
俺は逆にその本が気になった