第43章 ☆ 宴・初 * ロー視点 ☆ ① ☆
クロガネ)「…さて、情報交換と行こう。アヤ。まず、お前は死んだ聞いたが?」
そう言ったクロガネの顔は真剣だった
アヤは飲み物を置いてあぐらをかきクロガネ屋の向き合った
俺達は口を噤んだ
「任務からの帰り道に敵に襲われて滝から落ちた。んでこの世界に来たらしい。怪我して海を流れてた所この人達拾われた」
クロガネ)「…そうか。敵は追い忍か?何人だ?」
「15人程。追い忍って思いたくないけど実力は確かだったね。現に背中に致命的な一撃をくらったよ。左肩から右の腰にかけて深く斬られた。他にもかすり傷程度に…あの動きからして上忍クラスだろうし、私の戦い方を知ってた。恐らくはダンゾウ様か大蛇丸さん辺りだと思ってるけど、この世界に来た理由までは知らない」
クロガネ)「確かにやりかねんが…お前が死んでしまったら元も子もないと思うがな」
「そこは私も気になってたけど、手段を選んでる暇なかったんじゃない?私もうすぐ暗部をやめて火影様の所に戻る予定だったし。火影様の所に戻ったら手出しづらくなるし…死体でも良かったんじゃない?」
クロガネ)「…まったく。あの方達は…」
「んで、ジジィはどうやってここに?里は?」