第42章 ★ 過去の任務〈Ⅰ〉 ★ 夢主視点 ★ ① ★
クロガネ)「ジジィと言うなと何回言えば分かるんじゃ!このクソガキ!」
「ぐわっ!」
ゲンコツをもろに食らってうずくまった
「「「「「「…」」」」」」
いきなりの事で目が点にするロー達
「ぐーっ!いってぇな!クソジジィ!何すんだ!」
頭を押さえながら立ち上がりジジィに詰め寄った
クロガネ)「やかましい!お前!なんで死んどらんのじゃ!」
「久しぶりの再会でなんつう事言ってんだよ!生きてるよ!残念だったな!エロジジィ!」
クロガネ)「このクソガキが!」
「いてぇ!」
再びゲンコツされた私と状況に着いていけないロー達
ロー)「アヤ。説明しろ」
ローに声をかけられ私は顔を顰めてローを一瞬見たが!
すぐ視線をジジィに戻して立ち上がった
袖を捲る
「ロー。ちょっと待ってて。すぐにジジィの息の根を…」
「「「「「説明!」」」」」
「うぃ」
皆で声を上げられ私は返事した
私は振り返り後ろにいるジジィを肩越しに指しながらため息をついた
ジジィも皆に声を上げられて大人しくなった
「このジジィは私の里にいた鍛冶屋。私の保護者代理で名を《クロガネ》自称里1番の鍛冶屋」
《自称》を強調して言えば
クロガネ)「自称では無いわい!」
「いてぇ!」
このクソジジィ!
皆変な顔してるじゃんか!