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✿忍のハート✿【ONE PIECE】✧

第42章 ★ 過去の任務〈Ⅰ〉 ★ 夢主視点 ★ ① ★







私はその鍛冶屋の前で立ち止まった






待って…この鍛冶屋は…この家は…


見覚えのある


酷く懐かしい…もう見ることの無いと思ってた


あの日…当たり前に出た家












なんで、ここに






















私は唾を飲み込み、震える体を押さえながらその鍛冶屋に入った


やっぱりこの鍛冶屋は


手入れされた手裏剣達


見慣れた武器の並び


なんで…






辺りを見回していたらロー達も入って来た





しばらくしたら男の人の声がした







それもあの時まで当たり前に聞いていた声


酷く聞きなれた声




そうだ…人がいるって言ってた



ならこの声…






振り返ってその男の人を見た











私は目を見開いて「…ジジィ…」と呟けば聞こえたのかあっちも目を見開いていた






クロガネ)「…お前、カンナギか?!お前!生きて!」





やっぱりジジィだ



前に見た時より老けてたけど




悔しいけど泣きそうになった








シャチ)「か、かんなぎ?」

ベポ)「え?おじさん。アヤはアヤだよ!」

「ベポ。カンナギは私だよ…ジジィ。まだ生きてたんだな」





私は信じられない者を見るようにジジィに近づいた


ジジィは顔を顰めて近づく私を見ていた







そうそうこの顔


いつも見慣れた顔


その強面の顔で私が『ただいま』と言えば『おかえり』と笑って返してくれてた顔


変わらないその顔に笑いそうになったら…




























ゲンコツされたんだけど












クロガネ)「ジジィと言うなと何回言えば分かるんじゃ!このクソガキ!」

「ぐわっ!」








ゲンコツをもろに食らってうずくまった






いてぇ











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