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✿忍のハート✿【ONE PIECE】✧

第41章 ☆ 無人島での出会い * ロー視点 ☆ ① ☆







アヤは瞬きして呆気にとられていた





「え?的を外してないか聞きたかったんだけど…」

「「「「「あ」」」」」

ロー)「…」

「ふふっ。皆可愛い」





アヤは笑いながら皆を連れて
的を付けた所に向かい
投げた手裏剣と的を回収して戻ってきた




ロー)「…あいつらは?」

「周りを見てくるって言ってどっかに行ったよ」





アヤは返事をして俺の横に腰を落とした




的は見事に外していなかったが全部真っ二つに割れて使えなくなっていた






「…やっぱりダメだったかー」

ロー)「まぁ。元々手裏剣みたいなやつ用に作られていないからな。すぐ壊れる」

「確かに。仕方ないよね…投げナイフとかならこのダーツ盤でも耐えれたのかな?」





アヤは真っ二つになったダーツ盤を顔を前に持ち上げてむくれていた






カバンから新しいダーツ盤を出そうしていた時



シャチ達が走って戻ってきた







「「「キャプテーン!」」」

ロー)「なんだ?」

シャチ)「キャプテン!なんか人がいる形跡がありました!」

ロー)「なんだと?」

「え?他の人がいるの?ここ無人島じゃないの?」

イッカク)「そのはずなんだけど…」

ペンギン)「でもあれは明らかに人がいる形跡だ。家もあったし」

ジャンバール)「鍛冶屋みたいだったぞ」

「鍛冶屋?」

ベポ)「うん。まだ熱かったから人がいるはずだよ」

ロー)「…」







顎に手を当てていたアヤが顔を上げて
俺に目を向け片手を上げた






「はい!私行ってみたいんだけど」

ロー)「何する気だ?」

「いや、鍛冶屋ならちょっとお借りして手裏剣でも磨こうかと…今まで行った島で手入れ道具が手に入らなかったから、そろそろ磨きたいし」






なるほどな






ロー)「…行くぞ」






俺達は腰を上げシャチ達が見たと言っていた鍛冶屋に向かった









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