第41章 ☆ 無人島での出会い * ロー視点 ☆ ① ☆
そう言ってアヤは黒いハチマキで目を隠して
カバンから数歩歩いてその場に立った
シャチ達は戸惑いながら渡されたでダーツ盤を持っていた
ペンギン)「…色んな所って」
イッカク)「どうしようか。10分しかない」
ベポ)「木の裏とか言ってたよね?」
シャチ)「手裏剣の修行なんだよな?なんで木の裏?」
ジャンバール)「普段もこんな事してるのか?」
ペンギン)「普段はベポやシャチとかと体術とか教えて貰ったりしてるけど手裏剣の修行は初めなんだ」
俺は近くの木の根元に座り見ていた
シャチ達は話しながら困惑した様子で色んな所に付け出した
そして10分後
俺の近くに戻ってきた
しばらくしてアヤは
目隠しをしたまま俯いていた顔を上げ
手に小さめの手裏剣を持ち上に飛んだ
空中で体を捻りながら手裏剣を投げた
手裏剣と手裏剣がぶつかり
木の裏だろうが
地面だろうが
葉の中だろうが
確実に的を狙っていた
そしてアヤが地面に着地した
アヤは目隠しを外しながら頭を振った
「どうだった?」
こっちを見て笑顔で言ってきた
「「「「「凄いぞ/よ!」」」」」
シャチ)「うおー!かっけぇー!」
イッカク)「やばいやばい!本当にかっこよかった!」
ペンギン)「まじで凄かった!」
ベポ)「アヤ!凄いよー!」
ジャンバール)「なかなかだったぞ!」
俺以外興奮しながらアヤに詰め寄った
…確かにかっこよかった