第41章 ☆ 無人島での出会い * ロー視点 ☆ ① ☆
食堂でそのまま話をしていたら『島が見えた』と言われ甲板に向かった
「おぉ!いいなー!無人島!木がいっぱいだ!」
アヤを横目に俺はクルーに指示を出す
無人島でも食べ物ぐらいあるだろうと思い
食料を数人に探しに行かせる事にした
いつも間にかアヤがいなくなっていた
あいつ部屋に戻ったなら言えよ
島についてアヤは大きなカバンを背負っていた
ベポ)「アヤ?その荷物は?」
「え?修行道具だよ!前の島で使えそうなやつあったからローに買ってもらったの!」
前の島で『買って欲しい!』とせがまれて買ったやつ
修行に使うのか
あんなに…何に使うかと思えば
俺達は少し話しながら森の中を歩いた
「ここら辺でいいかな」
先頭を歩いていたアヤが辺りを見回して立ち止まり
荷物を近くの木の根元に置いた
俺達は後を追いアヤを見る
アヤはカバンの中から物を取りだした
「んじゃ皆にはこれ色んなところに付けて来て欲しいの」
シャチ)「これ…ダーツ盤?」
「うん。今からそれ使ってクナイの修行するから。色んな所だよ?地面とか木の後ろとか、葉っぱの中とか、色んな所だよ!人は危ないから物に付けてね!近くでも遠くでも任せるよ」
そう言ってアヤはシャチ達に10枚程渡した
「んじゃ10分後に始めるから!10分後には皆隠れててね!危ないから!よろしくね!」