第41章 ☆ 無人島での出会い * ロー視点 ☆ ① ☆
「信じらんない。まじで信じらんない」
食堂に向かってるとアヤが少し不機嫌そうに言った
ロー)「起きなかったお前が悪い」
「途中で起きたしあんな起こし方あるかい」
ロー)「良かったじゃねぇか。朝からいい思いできて」
「…」
アヤは横で俺を睨んで肩パンしてきた
俺は無視してアヤの頭を撫でて食堂の扉を開ける
ベポ)「あ、キャプテン!アヤ!おはよー」
「「「「おはようございまーす」」」」
俺達に気付いたベポが声をかけ近くにいた奴らも声を上げた
ロー)「あぁ。」
「皆おはよー!」
アヤはさっきまでの不機嫌はどこに行ったと思うぐらい笑顔だった
最近アヤは少しずつではあるが前に見せてた笑顔以外の顔をだいぶ見せる事が増えた
まぁ主に俺にだが
俺とアヤは席につき運ばれるご飯を食べていた
ベポ)「キャプテン。あと1時間ぐらいで島に着くよ」
「え?島?」
ロー)「お前。昨日話しただろうが。無人島に着くって」
「…えへ」
ロー)「聞いてなかったな」
「…えへへ」
ロー)「お前は留守番だな」
「えー!やだー!私も行くのー!」
笑って誤魔化そうとしたアヤに留守番と言えば騒ぎ出した