第41章 ☆ 無人島での出会い ＊ ロー視点 ☆ ① ☆

アヤはゆっくり身体を起こし
未だに俺を睨んでむくれている




ロー）「どうした？」

「むー」

ロー）「ふっ…起きないのか？」

「ニヤニヤしやがってー。シャワー室まで連れて行って。変態」

ロー）「ほぉ…そんなにヤられたいのか？」

「遠慮します」




アヤは俺の顔を見て
ゆっくり視線を逸らした




俺はアヤに近づいて横抱きに抱き起こした




アヤは驚いて俺にしがみついて俺を見てきた



「ぇ、わっ！」

ロー）「なんだ？シャワーだろ？」

「…うー」

ロー）「その顔はもう1回ヤッて欲しかったのか？」

「むー」





アヤの顔を見て笑っていれば
余計に睨まれた




そのままシャワー室に運んでアヤを下ろし頭を撫でた




俺はアヤの顔を上に向かせキスをした




ロー）「一緒に入るか？」

「ぇっ？！あっ、ろっ」

ロー）「なんだ？入りたいのか？」

「ろっ、ろぉのばかー！」




アヤは目を見開いて
次第に顔を赤くして恥ずかしそう叫びながら
シャワー室に消えていった




そんなアヤに笑みがこぼれる




朝から気分がいい





アヤの着替えの準備をしに部屋に戻った