第39章 ☆ 手配書 * ロー視点 ☆ ① ☆
ハンコック)「ふむ。それで話とはなんじゃ?」
「ふふっ。お姉さんにとって麦わらの彼が大切なのはよく分かりました。でも安心して下さいな。麦わらの彼は私を認識すらしてないと思うので」
ハンコック)「そうなのか?」
「はい!私は彼に恩を返しただけで、それ以上でもそれ以下でもありません。実際お話したのもあの戦争が初めてでしたし」
ハンコック)「では今後ルフィには…」
「絶対に有り得ません!私この人の事が好きなので!お姉さんで言う麦わらの彼みたいなものです!だから安心してください!」
そう言ってアヤは俺の腕に抱き着いてきた
いきなりの事で俺を含め
アヤと女帝屋の話しを見守っていた奴らは驚いた
ロー)「…おい。俺を巻き込むな」
「いや、巻き込むとかじゃないでしょ。さっきの話でローが言った『俺の女』って言葉覚えてないのか、お姉さん変だもん。それにこうしないと話終わらないよ?」
アヤは笑顔で俺の顔を見てきた
後ろではヒソヒソとシャチ達が話していた
俺はそいつらを睨むと目を逸らされた
後でバラす
ハンコック)「おぉ!ではそなたはその男と結婚を誓い合ったのだな!」
「「「「「へ?」」」」」
ロー)「…」
目を輝かせてる女帝屋の言葉に全員の目が点になる