第38章 ★ 散歩 * 夢主視点 ★ ① ★
ジンベエ)「勉強中じゃと?」
ジンベエさんの眉間に少し皺が寄る
疑いたくなるよね
でも事実だもーん!
「気にしないでください!ずっと閉じこもってたような物なので、世界の事知らなくて。あの戦争で悪魔の実の事も初めて知りましたし海軍ってのも初めてでした!」
ジンベエ)「そんな事があるのか?」
「はい!どっかの箱入り娘です!」
私はジンベエさんを離して向き合った
「体、ありがとうございました!面白かったです!」
ジンベエ)「それは構わんが、お前さん。箱入り娘と言っておったが、それでよく赤犬を足止め出来たもんじゃな」
「赤犬?」
ロー)「お前…説明しただろうが」
「あれ?そうだっけ?銃…と海軍大将と王下七武海ってのは覚えてたんだけどなー」
ロー)「赤犬は海軍大将の方だ」
「あ、そっちか。白い方か!赤って言うからてっきり七武海の方かと思ったわ!」
ロー)「…まぁいい。後で覚えるまで説明してやる」
私とローの会話に
ジンベエさんは呆気に取られたのか瞬きしていたが
すぐ険しい顔になった
ジンベエ)「…その赤犬に使った技…見た事ない物じゃったが…お前さんの力で間違いなかろう?…能力者か?」
疑ってくるようなジンベエさんの顔を見ながら
私は小さく笑う
「…ジンベエさん。知りたいですか?」
ロー)「!」
ジンベエ)「…教えてくれるのか?」
「乙女の秘密です♡」