第6章 ★ 尋問? * 夢主視点 ★ ① ★
「…はいはーい」
?)「…ご飯持ってきたよー。入っていい?」
「あぁ、もうそんな時間か。どーぞー」
?)「入るねー」
私はドアの方を見た
そこには白い何かが立ってた
「ん?」
私は起き上がってベットの上で胡座をかいた
?)「ご飯だよ…はい」
白い何かが私にお盆を渡してきたから
「あ、ありがとう」と言って受け取った
なんだ?クマ?口寄せ…かな?
クマの口寄せとは初めて見たな
いや、口寄せした奴が服着るか?
あ、ガマブン太さんも服着てた
普通なのか
…普通なのか?
見つめていた私を不思議そうに首を傾げるクマ
可愛いな
こんな状況じゃ無ければ抱きしめたかったぜ
「…」
?)「えっと?食べないの?」
「いや、それよりお前が気になる」
ベポ)「え?あ、オレはベポだよ!」
「…」
ベポ)「…」
「あ、名前か?すまん」
ベポ)「だ、大丈夫!それより早く食べて!冷めちゃうよ!」
「急かすねぇ…何か入ってるのかなー?」
ベポ)「え?!」
「ふふっ。可愛いなー。お前、こう言うの苦手だろ?」
ベポ)「え?!いや!ご飯には何も入ってないよ!」
「顔に出すぎな。正直者め。可愛い」
私はニヤニヤしながらベポを見た
ベポはモジモジしながらオドオドしていた
「ど、どったの?」
ベポ)「…オレ苦手なんだ。疑うとか、そう言うの」
「…」
ベポ)「だからキャプテンの許可を取って…薬を入れて貰ったんだ。ごめん」
ベポは段々と下を向いた
私はおかしくて少し笑った
「ふふっ」
ベポ)「なっなに?どうしたの?」
急に笑いだした私にベポは慌てだした
私は出来るだけ優しい声でベポに微笑んだ