第37章 ☆ 休息? ☆ ロー視点 ☆ ② ☆
ロー)「お前。マーキングって言ってたが簡単に付けれるのか?」
俺は麦わら屋に付けたマーキングに疑問を持ちアヤに聞いた
マーキングって確かアヤから預かった武器のやつだよな?
アヤは俺を顔を向けた
「ん?あぁ。飛雷神のやつか。彼にやったのは正式なマーキングじゃないよ?簡単に外せるやつ。服に着けたからね。すぐに飛んで行けるようにって思ったんだけど、マーキングしたやつが多分破けたか私の力に限界が来てたかで…まぁ、結果的に機能しなかったんだよねー」
アヤは説明してくれた
ロー)「俺にも付けれるのか?」
「え?付けれるけど…どこに付けるの?体に付けたら死ぬまで消えないよ?」
アヤは驚いた顔をしていた
ロー)「問題あるか?」
「え?付けていいの?」
ロー)「それがあれば俺の所に戻ってこれるんだろ?」
俺の言葉にアヤは少し目を見開いた
そしてすぐ気まずそうに視線を逸らした
「まぁ。そうだけど…また今度でいい?それまでクナイを預けとくから」
ロー)「なにか問題あるのか?」
そう聞けばアヤは困ったように眉を下げて俺を見た
「…ローに問題はないよ!ないけど私の問題かな。ってか私のは未完成なんだよ。あのクナイのほうが正確なの。師匠の物だからね。あれ難しいんだよー。だからまた今度でいい?…私のが完成したら1番にローに付けたい」
ロー)「…分かった。ならまだクナイを預かってていいんだな?」
そう言えばアヤは少し安心したように笑った
「うん。それなら私も安心だから」
忍術の問題は分からない
だからアヤのクナイを持っとく事にする