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✿忍のハート✿【ONE PIECE】✧

第34章 ★ 参戦・帰還 ★ 夢主視点 ★ ① ★







「水遁・水牢の術!」


「「「?!」」」





周りが騒ぎ出したが関係ない


私は白い人を閉じ込めた水牢の上に足を付き
青い人と麦わらの彼を見て眉を顰めた



2人とも息絶え絶えだ
いつ死んでもおかしくない

急いで離れないと
私的にも、2人的にも長くは持たない!









私は左手で指笛を吹いた





「雲母!冥母!来い!2人を連れて行け!」





そう叫べば口寄せした2人は素早く近寄り
倒れている2人を抱えてその場を離れた



足元を見れば水の中で息が苦しいのか
それとも話に聞いた悪魔の実の弱点なのか知らないが
男の人がもがいていた




少し大きめに作った水牢の術
男の人が手を伸ばしても指の先も外には出れない
焦っていたとはいえここまで大きく作れるとは思わなかった




ふと視界に入った倒れている男の人
胸を貫かれ倒れていた男の人
笑って倒れているようにも見える男の人





この人…私の記憶違いで無ければ見せしめにされてた人?



ならこの戦争は
《彼を助けたい人達》と《海軍》が始めた戦争




麦わらの彼はこの男の人を助けたかったのか?


麦わらの彼は目の前で助けたかった彼を殺されたのか?


笑ってる様に見えるって事は麦わらの彼を助けて死んだ?






私は目を細めながらそんな事を考えていて
2人を抱えて走って行った方に目を向けた



彼は大丈夫だろうか







ふと後ろから何かが飛んでくる気配がした



私はそれを避けるのに水牢から手を離してしまった


まだそんなに遠くまで逃がせてないのに!




「チッ!邪魔ばっかり!」




飛んできたのは氷と糸

水牢の術が解けてしまい私は舌打ちをしてその場を離れた




2人の後を追いかけ向かってくる海軍達を倒しながら
どこに向かうか考えていた時




















大好きな人の声が聞こえた

















ロー)「麦わら屋をこっちに運べ!」
















私は目を見開いて動きを止めその声の方に顔を向ければ


そこには私の帰る場所があった









「…ロー…」








ローが…来てくれた











遠かったのに

ローと目が合った気がした




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