第34章 ★ 参戦・帰還 ★ 夢主視点 ★ ① ★
私はゆっくり立ち上がり
首元の服を緩め谷間が見えるぐらいまで開けた
クザン)「あらら。なかなかいい眺めじゃないの。お嬢ちゃんいい体してるね」
白い人は顎に手を当てて眺めていた
ピンクの男の人の顔は変わらなかったけど…
「あら、ありがとう。そんなおじさん達にはもっといい物見せてあげるよ」
親指を噛み切って鎖骨から谷間まで血の出てる指で撫でる
私の胸元には普段は見えない様に隠してる術式が彫ってある
「焰血化粧・解」
私がそう呟けば撫でた血は身体中に伸びた
「「?!」」
この術は私だけの術
今の怪我なら長く続かないはず
身体能力の向上・忍術の威力向上するが
その分疲れて反動が凄い
だが…時間稼ぎぐらいなら…顔まで伸ばす必要はない
「ふふっ。第2ラウンドと行こうか」
私は素早く印を結び手を口元に持って行く
2人に向けてニヤリと笑う
「火遁・豪火球の術」
先程とは比べ物にならないぐらいの威力を2人に放つ
急に出てきた炎に2人は避ける
私はその隙に印を結び両手に雷を宿す
私目掛けて飛んで来る氷を砕いていたら糸が飛んでくる
近づきたくないってか?
酷くない?
私は糸を掴み雷を流す
ピンチの男の人を痺れさせて動けなくした
結構強めに流したから…まずは1人