第34章 ★ 参戦・帰還 ★ 夢主視点 ★ ① ★
私は右の太ももに付いてるポーチから忍具を取り出し組み立てた
それを顔の前に持って行き忍具越しに敵である白い人を見つめた
「風魔手裏剣・影風車」
白い人は私をだるそうな顔をしながらも睨んで見ていた
?)「…お嬢ちゃん、その太もものポーチ…四次元ポケットにでもなってるの?そんな危ない物持っちゃダメでしょ?怪我するよ?」
「あら、お優しいのね」
?)「俺は女の子には優しいんだよ」
「そう…ならこれは優しくしてくれたプレゼント♡」
この人とのやり取りはローとは違う楽しさがある
なんだろう
戦場なのに不思議な感じだ
ってか今気付いたけどこの人が氷なら
ここの氷も?
悪魔の実は地形も変えれるのか
…忍術と変わらなくない?
ってか忍術より…凄くない?
私はそんな事を思いながらさっき同様に体を回して白い人に向けて影風車を投げた
?)「さっき似たようなやつ投げて効かなかったんだけど…って言うかこんな物騒なプレゼント初めてだよ。おじさん困っちゃうな」
白い人は手裏剣を避けもせず体に受け氷になって
白い人の体が半分を割れていた
その時私は指を構え白い人を貫いた手裏剣はポンと音を立てて私になった
?)「?!」
白い人は驚いた顔をしていた
ちょっと笑えた
私は起爆札の付いたクナイを投げ爆破した
まぁこれぐらいでやられるわけないよねー
爆風を利用して後ろに飛び印を結ぼうとしたが
黒い煙から糸が飛んできた
今度は見えた
「あら、もう来たの」
私は避けて距離を開ける
ドフラミンゴ)「おいクザン。この女は俺が貰う」
クザン)「それは出来ないな。ドフラミンゴ。この子はこっちで貰う」
…こんな大男達に貰うもらうって
私はもうあの人の物なのに…
ってか
「盛り上がってる所悪いけど…私はどっちもいらないわ」
と馬鹿にしてみた
だっていらないもん